僕は普段会社ではInternet Explorerを使い、自宅ではChromeを使っています。
別に大した不満もないのですが、ネットでうろうろしているところに「Vivaldi」というブラウザがあることを知りました。
Vivaldiは、Operaの創設者の一人でありCEOでもあったJon Stephenson von Tetzchnerという人によって2015年1月27日に公開されたそうです。
新しいと思っていたのですが、既に1年以上前に公開されたものだったんですね。自分の情報収集力の無さにため息が出てしまいます。
落ち込んでいても始まりません。さっそくインストールしてみましょう。
この記事のもくじ
インストール
プログラムのダウンロードはここから行います。もちろんフリーです。
VIVALDIのオフィシャルサイトです。
https://vivaldi.com/download/?lang=ja_JP
上図のようにダウンロードを実行するとWindowsの32ビット版がダウンロードされますが、64ビット版またはMacOS(10.9以降)やLinux版をダウンロードするにはもう少し下へスクロースしたところからダウンロードしてください。
ダウンロードしたプログラムファイルをダブルクリックしてインストールします。
Vivaldiの特長
Vivaldiには他のブラウザにはない機能がいくつかあります。以下にその代表例を挙げてみましょう。
クイックコマンド
F2キーを押すと今開いているタブやブックマーク、その他コマンドのリストが表示されます。入力窓からキーワードを入力すればコマンドがフィルタリングされ、実行したいことにすぐたどり着くことができます。間違ってタブを消してしまったときにもすぐに呼び出せますから便利ですね。
タブスタッキング
新しいタブをどんどん追加していくとタブが多すぎて何がなんだかわからなくなることってありますよね。(僕だけ…かな??そんなはずは。。。)
そんなとき、いくつかのタブをまとめてグループ化することができます。
タブを掴んでほかのタブにドロップすると、タブスタックとしてグループ化することができます。
関連のあるサイトをグループ化しておくことで閲覧しやすくなりますね。
タブタイリング
「タブスタッキング」はタブをグループ化しておき、見たいサイトを選ぶというものですが、タブタイリングは一つのウインドウに複数のサイトを並べて見るというものです。ウインドウを2つ並べることと変わりませんがいちいちウインドウの大きさを調整しなくて良い分便利ですね。
逆にウインドウの大きさを自由に調整できないということも言えますが。
ちなみに一つ上のコマンド「選択したタブ(3個)の新しいタブスタック」を選ぶとタブスタッキングできます。
お好きな方をどうぞ。
背景タブの休止
タブをたくさん開いているとそれだけメモリ消費も増えます。メモリを少しでも節約したいという方は表示していないタブを休止させてしまいましょう。これによってメモリが解放され、動作が軽くなります。
インターフェースカラー
パフォーマンスには直接関係ありませんが、見ているサイトによって配色が変わります。Facebook閲覧時は青色になり、Twitterを開けば水色に変わります。VivaldiがそのページのCSSを解析して色が設定されるのだとか。
このようにタブを切り替えるだけで配色が変わっているのがわかります。
メモ
サイトを閲覧しているときにメモっておきたいことや画像をキャプチャ、クリップしておきたいときってありますよね。あらたにメモアプリを立ち上げれば済むことなのですが、ウインドウが背面に回ってしまったり他のアプリが邪魔をしてスムーズにメモれないときはこの機能が便利です。
まとめ
上記で紹介した機能の他にも便利な機能があります。上記の「メモ」の領域でもある「Webパネル」で別サイトを開けばメインの作業(閲覧)をしながらここでニュースを読んだりSNSチェックをしたりチャットをしたりできます。またキーボードを使ってショートカットしたり、マウスジェスチャーを駆使したりしてVivaldiを使いこなす方法がたくさんあります。
意外とメモリを消費するのですが「背景タブの休止コマンド」を使えば節約できます。
僕もまだ使い始めたばかりなので初期設定に近いですが、これから少しずつカスタマイズしようと思います。
あなたも色んな裏技を駆使してVivaldiを使いこなしてくださいな。