イビキがピタッ?
先日ヨメから
「寝てるときイビキかいてるけど、たまにピタッと止まってしばらくしたらまたイビキかいてるし。これって睡眠時無呼吸症候群っていうやつちゃうん?」
と言われました。
そんなん言われても寝てるとき自分がイビキをかいているやら呼吸をしているやら分かりませんし、何やねんその「睡眠時無呼吸…」とやらは。
耳にしたことはありますが、実際のところよく知りません。
以前新幹線の運転士の方がこの病気だったとかで運転中突然寝てしまったとか。そういう出来事があったのはかすかに覚えていますが。
取りあえず調べてみます。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。
医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です。
SASっていえばやはりサザンオールスターズでしょう。またはキートン先生が所属していたイギリス陸軍の特殊部隊か。
そんなことを言っている場合ではありません。
要は寝ている間に一時的に呼吸が止まる現象が何度も続くということですね。
起きているときに10秒以上息を止めることを何度も繰り返したら結構しんどいですよね。
これが休息するための睡眠時に起こっていたら休息どころではありません。
こんなん毎日続いていたらどうなってしまうのでしょうか。
その最中に呼吸停止が繰り返されることで、身体の中の酸素が減っていきます。すると、その酸素不足を補おうと、身体は心拍数を上げます。寝ている本人は気付いていなくても、寝ている間中脳や身体には大きな負担がかかっているわけです。脳も身体も断続的に覚醒した状態になるので、これでは休息どころではありません。
その結果、強い眠気や倦怠感、集中力低下などが引き起こされ、日中の様々な活動に影響が生じてきます。
僕の場合、確かに日中に眠くなるのですが、もともと睡眠時間が4~5時間くらいなので単なる睡眠不足かと思っていました。
そこに無呼吸が加わっていたらいつまで経っても疲れは取れませんね。
さっそく近くの呼吸器内科で診療してもらいました。
PSG簡易検査を受けることに
本当に睡眠時無呼吸症候群なのかどうか簡単な検査をしてみましょう。
ということで検査器具を借りることに。
「PSG簡易検査」って言うんだって。
借りてきたのは指先に装着する酸素濃度計と、鼻に装着する呼気量計測計。
この機械に酸素濃度と呼気量が記録されるので、それを解析すれば寝ているときに酸素が不足していないか、心拍数が上がっていないか、きちんと呼気が出ているかが分かるというもの。
指先に装着する酸素濃度計は右利き・左利きにかかわらず左手の指先に装着するようにとのことでした。
なぜだろう。心臓が左にあるから?ようわからんけど言われたとおりに。
鼻に装着するのはちょっと抵抗あるなぁ。すごく邪魔。
でもそんなことは言ってられません。
これらを装着したまま一晩寝ます。
ただいまの酸素濃度は96。心拍数は70。呼気量異状なし。
ではおやすみなさい。
。
。
。
おはようございます。起床時刻です。
と言っても午前4時30分。まだ真っ暗です。
娘のお弁当を作るための早起きなので仕方ありません。
ヨメは何をしてるのかって?
仕方ないのです。人には向き不向きがあるってもんです。
さて朝一で呼吸器内科に返却完了。
解析結果はすぐ出るようでしたが、来週聞きに来ますということで。
不安半分、開き直り半分。
さてどんな結果が待っているでしょうか。
以上、なにぃでした。