「NHKは要らない」という人におススメ!民放だけが映るアンテナが大人気

NHKなんか観ないのに受信料を取られるのは納得できない。
スクランブルをかけて観たい人だけが受信料を払って観ればいい。

そういう人が多いと思います。
実際のところ、平成26年度末の受信料の推計世帯支払率75.6%

つまり4世帯のうち1世帯が受信料を払っていないことになります。

テレビ放送が始まったころは放送局も少なく、公共放送であるNHKに対しては受信料を払ってでも観ようという人が多かったのかもしれませんが、今や地上波だけではなく、BS、CS、ネットTVのように劇的に選択肢が増えました。
無料で観ることができるものもあれば、放送局単位や番組単位でお金を払って観る有料番組もあります。

そんなご時世の中、観る観ないにかかわらず受信料を徴収しようとするNHKは時代錯誤と言われてもしかたありませんね。何を観るかは各自の自由なんですから。

「NHKなんか映らなければいいのに。」

そんなあなたに朗報です。
筑波大の視覚メディア研究室が、NHKだけ受信しない装置を開発、2014年7月からネット通販で販売したところ、全国から問い合わせが殺到しているそうです。

その装置の名は「iranehk(イラネッチケー)」。

NHKなんか要らないよ、という人の声を代弁した商品名ですね。
現在は関東地区の地上波およびBS波に対応したものだけのようです。

関東広域圏向け地上波をカット
BSをカット

いずれも5,000円余り。2つ合わせれば11,000円そこそこ。

ちょっと高い気がしないでもないですが、衛星契約(地上波含む)が2か月で4,560円ということを考えると半年で元が取れてしまいます

問題は、この装置を付ければ受信料は払わなくていいということになるのかどうか。

私はと言いますとコンプライアンス意識が強いため、不本意ながら受信料を払っていますが、「iranehk(イラネッチケー)を装着しているTVについては受信料は発生しない」ということになれば迷いなくこの装置を買います

今のところ「イラネッチケーでNHKが映らなくなったのだからNHKから請求される受信料は発生しないはず」とする視聴者側と「フィルターを取り外せばNHKが観られるのだから受信契約の対象だ」とするNHK側との間で裁判が起こされています。

9月には第1回口頭弁論が東京地裁で開かれる予定なので今後の動きが気になりますね。

参考:「公共性欠如のNHKはいらない」 民放だけが映る“アンテナ”が人気(産経ニュース)