(前日まで)
赤ロムのiPhone7をつかまされたのか?
さて、日も変わりました。
きちんと繋がるかどうか不安ですが電話しないことには先に進みません。
憂鬱な気持ちでiPhone7 端末の販売元へ電話しました。
アクティベーション?
このショップは年中無休で電話対応してくれるようです。なかなか良心的かな。
ただフリーダイヤルではないうえショップの場所が北海道なので電話代が高くつくかも。
状況を伝えると開口一番「アクティベーションされましたか?」とのこと。
アクティベーション?
なにそれ。
担当の方に尋ねると、一度キャリアのSIMを差した状態で初期設定を行っておくことだそうな。
言われる通り、今まで使っていたドコモのSIMを差して初期設定(アクティベーション)します。再起動して格安SIMに入れ替えて…と。
今度こそは回線がつながったか、再度確認。
。。。
あかん。相変わらずSIMを認識してくれないではないですか。
うーん。。ちょっと焦ってきました。
ネットワーク通話制限?
ネットで「白ロム 認識しない」とか「格安SIM 切り替え手順」とかで色々検索していたところ、こんなサイトを見つけました。
製造番号をキャリアはきちんと管理していて、その番号を持つ端末が今どのような状況にあるかが分かるサイトです。
もし前使用者がキャリアから端末を分割払いで買い取ってショップへ転売し、途中で払うのをやめたりするとドコモがその端末で受けられるサービスを停止し、このサイト上では「×」印が付くことになります。
まさかとは思いますが、自分の端末の状態を調べてみましょう。
まず、iPhone7 の製造番号を確認してみます。
電源が入っている状態で
さて、番号が分かったところで「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」で確認します。
この iPhone7 に制限がかかっているのかいないのか。運命の分かれ道。
「確認」ボタンを押します。
その結果。。。。。。
何と「×」ではないですか!
これって赤ロムってことですよね。
ジ・エンドです。
もうこの端末は使えません。
こんな赤ロムをつかませるなんて。ひどい。
悪質以外の何者でもありませんよね。
だってそうでしょう?
販売ページではこのように謳っているのに。
「当商品は一括支払い済みですので代金未払いにより利用制限がかかることはございません」
だって。
謳っていることはウソそのものですよね。悪意以外の何者でもありません。
ショップの回答
いてもたってもいられません。
再度ショップに問い合わせました。
そこそこ冷静を装って経緯を伝えたのですが、
「少しお待ちください」
とだけ言われたまま延々と待たされるハメに。
よりによって北海道の販売ショップ。
しかもフリーダイヤルではないので通話料金が高くつくし。
それなのにかれこれ10分近く待たされます。
冒頭で言った「なかなか良心的な」は撤回します。
それほど長い間待たせるなら前もって
「確認でき次第こちらから連絡させていただきます」くらいのことは言えてもいいかと思うのですが。
冷静を装っているとはいえ、この対応に対してはちょっと腹立たしくなってきました。
販売ページでは
「電源確認をしただけの新品」とか「ネットワーク永久保証」とか言っておきながら赤ロムをお客に出したわけですからね。
10分くらい経過してようやくつながりました。
「この商品は問題なくつながるはずです。」
はぁ?ドコモはすでに利用制限をかけられているのに?
「この端末の製造番号をネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトで確認したら制限がかけられていますよ」
ずいぶん待たされたということもあり、ちょっと語気が荒くなってしまいました。
「少々お待ちくだ…」と言いかけたので「確認できしだいこちらへ電話してください。」と言って電話を切りました。
これ以上待たされたらかないません。大阪から北海道への通話料は高いんですから。(たぶん)
一時間くらい経ったでしょうか。
ようやくショップから電話がありました。
「こちらの手違いでした。たしかに制限がかけられています。商品を返送していただければ返金させていただきます。」
何の「手違い」かよく分かりませんが返金してくれるとのこと。
聞くところによると(ネット上でですが)、なかなか返金に応じてくれる業者は少ないそうで。
そういう意味では不幸中の幸いだったかもしれません。よしとしましょう。
結局は正規品を買うことに
たった3,000円を節約するために使った時間と労力、ストレスなどを考慮すると、マイナス1万円くらいの損害を受けた気分です。
「安物買いの銭失い」とはこのことですね。
ぼくの悪いクセがなかなか抜けません。
さて。
Apple Store 心斎橋へ行ってきますか。
正規の値段で安心して買う方が、結局のところ時間も労力も節約できて、ムダなストレスも感じる必要がないということがわかりました。
あなたも目先のトクだけにとらわれないようにしてくださいね。